玄斎
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  2. 性楽擦法・房中術とは
  3. 八益の体位
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1.固精(こせい)

固精とは性を閉ざすという意味で、男性の排尿回数過多や夢精、女性の月経過多に効果があるといわれています。
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体位
女性を横向きに寝かせ、足を開かせます。男性は女性の正面に寄り添うかたちをとります。この体位で18回抽送します。日に2回15日間続けると良いといわれています。

2.安気(あんき)

安気とは気が休まるという意味で、女性の冷え性に効果があるといわれていいます。
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体位
女性は枕を高くして、仰向けになり、足を開きます。男性は女性の太ももの間に両膝をつきます。抽送は27回。日に3回15日間続けると良いといわれています。

3.利臓(りぞう)

利臓は内臓を強くするという意味で、女性の骨盤周りの冷えを取り、男性をリラックスさせる効果があるといわれています。
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体位
女性は後ろ向きに両膝を曲げ、丸くなる。男性はその後ろから体を合わせます。抽送は36回。日に4回20日間続けると良いといわれています。

4.強骨(きょうこつ)

強骨は男性の骨を強くするという意味で、女性の月経過少に効果があり、男性は関節が柔らかくなるといわれています。
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体位
女性を横向きに寝かせ、左ひざを曲げ、右足をのばす。男性は女性の上にうつぶせになります。抽送は45回。日に5回10日間続けると良いといわれています。

5.調脈(ちょうみゃく)

調脈は体調不良時の脈を整えるという意味で、膣けいれんに効果があるといわれています。
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体位
女性は横向きに寝かせ、右ひざを曲げ、左足を伸ばす。男性は女性の上にうつぶせになります。抽送は54回。日に6回20日間続けと良いといわれています。

6.蓄血(ちくけつ)

蓄血は血を蓄えるという意味で、月経不順が直るといわれています。
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体位
男性は仰向けに寝ます。女性は上に乗ってひざまづきます。抽送は63回。日に7回10日間続けると良いといわれています。

7.益液(えきえき)

益液は髄液が増える、という意味で精液を増やすといわれています。
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体位
女性はうつぶせになり腰を持ちあげます。男性は上から覆いかぶさります。抽送は75回。日数は不明です。

8.道体(どうたい)

道体は骨を丈夫にするという意味で女性器臭をやわらげ、男性の骨を強くするといわれています。
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体位
女性は仰向けになり、ひざを折り曲げます。男性は女性を抱き寄せ、足で腰を挟みます。抽送は81回。日に9回9日間続けと良いといわれています。
※注/古代中国房中術の性典より引用のため、現代とは異なる部分もあります。